海外のジムニーカスタム事例をジャンル別でチェックしてみる

海外のジムニーカスタム事例をジャンル別でチェックしてみる

まだジムニーを知ったばかりの方は意外と思われるかもしれませんが、ジムニーは日本モデルだけでなく海外モデルが存在し、多くの国で販売され人気を得ています。

海外モデルのジムニー達も日本と同じ宿命を辿り、海を越えた地でもカスタムベース車として多種多様なスタイルで改造されています。

そして、日本とは異なる自動車文化を持っている海外では、日本では考えられない「やり過ぎ」カスタムも見られます。

ジムニーJA11やJB23/JB64のカスタムに手詰まり感のある国内ユーザーでも、海外のカスタムジムニー達を見ればきっと何か新たな発見があると思います!

本記事では海外のジムニーカスタム事例を大まかにリフトアップとローダウンでジャンル分けしてまとめてみました。

 


《リフトアップ系ジムニー》

やはり世界中の国でもジムニーの定番カスタムはオフロードを意識したリフトアップ系となっています。

傾向からすると「ガチでオフロードを攻める」ような本気志向のカスタムが多く見られます。海外ではハミ出しタイヤも気にせず大径タイヤを装着できるので迫力のある見た目となりカッコ良いですよね。

その他に目を引くポイントが「アウターロールゲージ」や「シュノーケル」など、どれも過酷なオフロードフィールドを意識した装備ばかりで、ジムニーが四駆らしく使われているところに羨ましく思います。

日本の本気系クロカンジムニーも中々の変態っぷりですが、海外でもやっぱり?変態ジムニーは生息していますね。

 

トルコのスパイダー仕様?ジムニー

トルコのスパイダー仕様?ジムニー

画像:Instagram(@jimny25)

まず最初に紹介するのはこのJA11系ジムニー!どこの国か調べてみると中東の国トルコのようです。

フロントマスクやフェンダーの加工っぷり、トラクタータイヤ、極めつけはボンネットにクモ?が鎮座し、怪しげなオーラがプンプンする1台。

意外にもトルコではジムニーなどの四駆カスタムが「アツい」国のひとつでもあり、4WD専門雑誌「4x4DUNYASI」が刊行されているほどです。

シュノーケルやウインチ、LEDライトバーなどガチ系のパーツも装着されているあたり、本格的なオフロード戦闘用マシンなのかもしれません。

 

ロシア発!ジャングルジムジムニー

ロシア発!ジャングルジムジムニー

画像:DRIVE2

続いてはこちらのロシアの四駆ショップ「Federal Garage」が製作したJB23/43系ジムニー!

これでもかという程に張り巡らされたアウターロールゲージはインパクト抜群ですが、ロシア語ながらも色々と徘徊してみると実は足回りも凝った作りをしていました。画像で見た限りですがリーディングアームの逆付け?やラテラルロッドのマウント位置を変更していたりなど、日本では中々見られない振り切ったイジり方が印象的です。

日本では未だにJA11系ジムニーがハードクロカンでは支持が熱いですが、ロシアのハードクロカン・オフロード界ではJB23/43系ジムニーの支持が圧倒的なようです。カスタム方法も気候や車検制度の違いからか日本とは違ったスタイルでカスタムされたジムニーが多く見られ、ロシア独自のジムニー文化が育まれているようです。

 

ハイクオリティなミリタリージムニー

ハイクオリティなミリタリージムニー

画像:Pinterest

続いてのジムニーはJA11系(サムライ)を完全ミリタリー仕様で武装した装甲車のような1台です。

車全体に覆われたアウターロールゲージに目が行ってしまいますが、つや消しのオリーブカラーは本物の軍用車のような雰囲気を醸し出しています。

ジムニーでもアウターロールゲージやパイプフェンダーの社外品が販売されていますが、組み合わせ次第ではこんな風に作り込まれたジムニーを作り上げられそうな気もします。

細かく見るとフロントウィンドウの飛び石ネットや前方にハイリフトジャッキを装備していたりと過酷なオフロード走行を意識した作り込みは正にお手本ともいえるカスタムです。

 

本気仕様のフランス産クロカンジムニー

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画像:MASTERFOREST

芸術の国フランスでもジムニーがカスタムされています。

こちらのJB23/43は見ての通り後ろぶった切ってバギー仕様になってしまってます。これだけでも十分にやり過ぎですが、足回りにも注目するとアームのマウント位置が変更されて超ロングアームに変更されていたりもします。

ちなみにこの車両は「MASTERFOREST」というフランスのジムニー専門店で、トライアルマシンの製作やレース参戦などもしているようです。フランスにオフロード向けのジムニー専門店があることにも驚きですが、フランスにも日本に近い4輪トライアル競技が存在することがまたまた驚きです。

 

 


《ローダウン系ジムニー》

日本のジムニーカスタムでは少数派のローダウンジムニーですが、海外でもどうやらそれほど数は多くなさそうです。

車高の低いシャコタンジムニー達を見ると、リフトアップに見慣れた側からすれば割と新鮮に感じるのではないでしょうか?同じローダウンでも走り重視っぽいものもあれば、大径ホイールを履いたラグジー系やローライダー系などコンセプトがそれぞれ違っていて、リフトアップ系ジムニーにも負けず劣らずの「やり過ぎ」っぷりです!

日本でも一部のマニアの間で行われているローダウンですが、もしかすると今後国内でも新たなトレンドとなるかもしれません。

 

プエルトリコのシャコタンジムニー

プエルトリコのシャコタンジムニー

画像:Instagram(@suzukijimnypr)

カリブ海の島国である南米プエルトリコでもジムニーJA12/22系はカスタムされています!

このようなローダウンジムニーがプエルトリコの主流らしく、他にも色んなモディファイを施したJA系ジムニー(サムライ)を見つけることができます。

パッと見た感じでは日本のナンバーがついていて「あれ?」となりますが、どうも調べてみたところプエルトリコでは日本のナンバーを付けたり、JAFのバッジを付けてリアルな日本車っぽく見せることがオシャレのひとつみたいです。日本に置き換えてみるとヨーロッパのナンバーを付けた外車と同じようなことが言えると思います。

ただプエルトリコではJB23/43系のジムニーは流通していないのか、カスタムされているような車体を見つけることはできませんでした。

 

本場アメリカ産の着地ホットロッドジムニー

本場アメリカ産の着地ホットロッドジムニー

画像:Instagram(cruisin_in_the_hills)

ほぼ着地状態のこちらのJA11系ジムニー(サムライ)はホットロッドの本場であるアメリカ産です。

本当にこれで走れるの?と心配になるぐらいですが、これだけ車高を落とすとなると足回りだけでなくボディやその他にも大きな加工が必要となります。ボンネットを見てみるとエンジンが上にはみ出していることから、通常のエンジンマウント位置よりもかなり上方に移動させているようです。

ちょっと塗装が色褪せて汚れて見えますが、こういったスタイルをラットロッドといいホットロッドから派生したカスタムジャンルのようです。

ここまで大胆にできるのはホットロッドだけでなく様々な自動車カスタムの文化を生み出したアメリカだからこそできる芸当なのかも。。。もし日本でも同じように着地するほどのローダウンジムニーを作るとなるとやってくれるお店探すまでがまず大変かもしれませんね。

 

 

ロシアのジャパンスタイルジムニー

ロシアのジャパンスタイルジムニー

画像:flickr

もしナンバープレートを日本のものに変えたなら、ロシアで走っているとは思えないほどの日本的カスタムのジムニー。

日本人的感覚からするとアイラインが装着されると何故かヤンチャ感を感じてしまいますね。他にもオーバーフェンダー、牽引フックなど日本でもよく見かけるパーツが装着されていて親近感の湧くジムニーです。

正直なところ完成度から言うと100点満点と言える仕上がりではありませんが、ローダウンされたジムニー自体が少ない分、カスタムも手探り状態で進める難しさはありそうです。

 

 


《番外編!トラック・4ドア系ジムニー》

こんな仕様のジムニーも世界中にはいるんだということで番外編として紹介しておこうと思います。

世界の国々では日本とは異なるニーズから生まれた様々な種類のジムニーが走っています。トラックタイプのジムニーは日本でも製作してくれる業者があるほどですが、海外でもカッコよくトラック化され思い思いにカスタムされています。

もうひとつ気になった海外のジムニーは4ドア化されたジムニーです。リムジンのようにストレッチさせたボディに違和感なく存在する4枚のドアは、日本でそのまま通用しそうな出来栄えです。

完成度の高い車両ばかりなのでジムニストなら思わず「乗ってみたい」となるものばかりですよ。

 

インドネシアのジムニートラックジャンボ!

インドネシアのジムニートラックジャンボ!

画像:Pinterest

色使いやタイヤのサイズ感などがセンスよくまとめられたインドネシアのJA12/22系のジムニートラック。

アイアンバンパーとオーバーフェンダーなどで足元をブラックでまとめると引き締まって見えます。このロングボディのジムニートラック自体はスズキがインドネシアで販売していたものです。ダイハツのハイゼットジャンボの様なキャビンが特徴的ですよね。

実は海外ではSJ10/20の時代からトラック仕様が生産されていたんです。ちなみに日本でも「SJ40T」という型式でジムニートラックが生産されていました。→ ジムニーSJ40T 幻のジムトラ – 4×4エスポワール デモカー

 

これなら日本でも欲しい4ドアのジムニー

これなら日本でも欲しい4ドアジムニー

画像:Pinterest

過激な改造はせずに万人受けする見た目がカッコ良いJA12/22系の4ドアジムニー。

残念ながらどこの国なのかわかりませんでしたが、かすかに見えるナンバーを見ると恐らくインドネシアだと思われます。
日本のジムニーは「2ドア」のため後部座席への乗り降りや狭さに苦痛を感じたことが1度はあるのではないでしょうか?こちらのジムニーは「4ドア」となっていて後部座席へのアクセスも快適にできると思われます。
さらにリアのトランク部分もスペースが確保されているため荷物の積載量にも余裕がありそうです。4ドアジムニーが日本でも買えるようになるなら迷いなくこれを選ぶのではないでしょうか?

車種は異なりますがジープラングラーは4ドアモデル(アンリミテッド)をラインナップしたことにより、日本で売上が急増したことは有名な話です。ジムニーも現行JB74シエラの4ドアモデルが発売されるとの情報がネット上でザワついていますが、近い将来に現実化されることを強く望むばかりです。

 

スーパーロング!リムジン並4ドアジムニー

スーパーロング!リムジン並4ドアジムニー

画像:SUZUKI-OFFROAD.net

恐らくアメリカで作られたこちらの4ドアジムニーJA11系(サムライ)はリムジン並の長さを誇っています。

さすがにこれだけ長いと日本の道路では運転しづらいかもしれませんが、やることのスケールの違いを感じてしまうような1台です。これだけの長さを確保すれば大人なら苦痛を感じるジムニーの後部座席でも快適に過ごせそうですよね。
地味に注目してほしい点は上で紹介したオレンジの4ドアジムニーよりもロングホイールベース化されているところです。

イジり方もタイヤとホイールのサイズ感やブラック&イエローの配色とメッキパーツのおかげでまとまり感があります。何より幌車&幌ドアはやっぱりかっこいいですよね。

 

イギリス生まれのジムニーダンプ

イギリス生まれのダンプジムニー

画像:tuningblog.eu

こちらのJB23/43系ジムニーのダンプ仕様は「K.A.P SUZUKI」というイギリスのジムニーショップで製作された1台です。

どうやらこのショップはJB23/43系ジムニーをトラック化することが得意らしく、調べてみると今まで様々な仕様のジムニーをトラック化してきたようです。

日本でもたまにジムニーにキャリィなどの荷台部分を合体させてトラック化する事例は見たことはありますが、さすがにダンプ化したジムニーは聞いたことはありません。荷台部分のクオリティだけでなく運転席後方の仕上げや、リアタイヤのフェンダーの作りもお見事で完成度はピカイチです

実際にダンプが活用されるのか不明ですがタイヤは超極太でホイールも深リムになっていて、かなり気合の入った1台です。

 

 


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