売却時にマイナス査定となるジムニーのダメなイジり方

売却時にマイナス査定となるジムニーのダメなイジり方

ジムニーを売るときに考えることは「どうすれば高く売れるのか?」でしょう。しかし、逆に「何をしたら査定がマイナスになるのか」は明確ではないのではないでしょうか?

実はお金と手間をかけて仕上げたジムニーでも、カスタム方法次第ではマイナス査定となるダメなイジり方もあります。

ここでは、具体的にジムニーの売却時にどのようなイジり方・カスタムが良くないのかを紹介します。

目次

●車検に通らない

●元に戻せない改造

●万人受けしないイジり方

●自作パーツ・ノーブランドパーツ

●プラス査定にするには

●ジムニー買取します


車検に通らない

どれだけカッコよく改造していても、車検に通らないジムニーはマイナス査定となり得ます。

車検に通すために多額の費用が必要だったり、ノーマルに戻すコストがかかると、中古車買取業者にとってリスクがある車両だからです。

実はジムニーは型式や年式によって適用される保安基準が異なるため、車検を通すためには専門的な知識が必要です。改造車を取り扱わない中古車買取店からするとハードルが高いことも関係しています。

場合によっては改造内容が多いほど敬遠されるため、改造費が全く反映されない査定もあり得ます。

手間はかかりますが、パーツだけを取り外して売る方が最終的に手元に残るお金が多い場合もあります。

一方、車検をそのまま通す事ができる構造変更済みの公認車両のジムニーは大きなセールスポイントとなります。

ジムニーJB23 3インチアップ 
車検が通る公認車両は査定アップが望める

元に戻せない改造

ジムニーの場合はボディに穴を空けたりフレームに加工を施したりするような、元に戻せない改造を行うことも珍しくありません。

買取業者によっては、事故車と誤解し査定額が大きくダウンしてしまう恐れもあります。たとえ車検に通る内容であっても、買取業者からすれば歓迎できないことは明らかです。

元に戻せる範囲の改造であれば、ノーマル状態に戻すことも可能ですし、後々の仕様変更にも対応できるメリットがあります。

例外として、ジムニーJA11系でよく行われる「バンカット(屋根を切り取る)」があります。これは屋根を切り取ってオープンカーに改造する方法ですが、きれいに仕上げていれば高額査定してくれる場合もあります。

バンカットについて詳しく知りたい場合は、下のリンクをご覧ください。

ジムニーのオープンカー(幌車)に乗りたくなったら屋根を切ろう


万人受けしないイジり方

見た目からして明らかに万人受けしないような改造はマイナス評価される可能性があります。

買取店の立場からすると、斬新で派手、またはマニア向けすぎるジムニーは買い手が付きにくく高リスクと判断されます。中古車市場では長期在庫にならない「需要のある車」であるかが重視されます。

下の画像のようにハイリフトを施したり、顔面移植を施したジムニーはとてつもない技術やお金を注がないと作ることはできませんが、価値を見出してくれる人はほんの一部です。つまり「売りにくい車」と判断されてしまうのです。

対して、王道カスタムで仕上げたコンプリートカージムニーは需要があることから高い査定が期待できるでしょう。

ド派手なハイリフトジムニー
ド派手なハイリフトジムニー
「ジミニー」ミニ顔のマニアックジムニー
「ジミニー」ローバーミニ顔に顔面移植したジムニー

自作パーツ・ノーブランドパーツ

ジムニー乗りはDIY精神が旺盛なユーザーが多く、自作パーツを作ることでも有名です。オリジナル性を追求したり、低コストでカスタマイズしたい場合は自作パーツが適しています。

しかし、中古車のジムニーを購入する際、見知らぬ人が作った自作パーツは魅力的に映るでしょうか。ほとんどの人は信頼できるメーカーのパーツが付いている方がありがたいと考えるでしょう。

製品レベルと同等の自作パーツも稀にありますが、名のあるメーカー品を超えることできず、自作パーツはアピールポイントとはなりません。

また、ネット上で見かける格安のノーブランドパーツはコスパが高いですが、メーカー品のパーツに比べると査定への影響は限定的です。なぜなら、ジムニーに詳しい中古車店ほど査定時にどのメーカーのどんなパーツが装着されているかを重視するからです。

JB23ジムニーの自作フロントバンパー
製品レベルなみの仕上がりなら影響は少ない

画像:あふりのページ(みんカラ)


プラス査定にするには

一般的な中古車店では、これまで紹介してきた内容はマイナス査定となる可能性があることを理解しておいてください。

ただし、場合によってはプラス査定となり、高く買い取ってもらえる可能性もあります。それはジムニー専門店に査定を依頼した場合です。

専門的な視点から査定することができるため、普通ならマイナス査定とされるカスタムもプラス査定となる可能性があります。もし近くにジムニー専門店があるなら、査定してもらう価値があるでしょう。

少しでも高く買い取ってもらうには、どこに売ればジムニーが高く売れるのか把握することが重要なポイントとなります。詳しくはこちらの記事で確認できます。

知っておきたい!どこに売ればジムニーは高く売れるの?


ジムニー買取します

高価な買取を期待してカスタムする場合は、将来的にノーマル状態に戻せることや、オーソドックスな改造に留めておいた方が査定に影響しにくいでしょう。改造が過激であるほど、査定が難しくなります。一般的な買取業者はノーマル状態を好む傾向があります。

4×4エスポワールはジムニーの買取も行っています。カスタム車両でも長年の経験を活かした査定が可能です。近畿圏内、または大阪にお住まいの方でジムニーの売却でお困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい!

 


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